engelico's blog

『上』から伝えられるメッセージに対して 私が「感じたこと」「思ったこと」「考えたこと」を投稿しています。

名のある方々へ

 

昨日(2023年7月9日) 

チンチラグッズを買いに

三浦市(神奈川県)へ行ったので

少し足を延ばして 

観音崎公園へ行ってみました

 

公園の一角に 

戦没船員の碑があります

 

先の大戦や海難事故で

犠牲となられた方の霊を

慰めるための慰霊碑です

 

そこで次のような声が

聞こえてきました

 

戦争で犠牲になった者の中で

名もない者は一人もいない

全ての者に親兄弟 

妻や子 恋人や友人がいて

必ず 名前があるのです

名もない者は一人もいない

名のある 一人ひとりの犠牲の上に

今日(こんにち)の日本は

成り立っているのです

はたして 犠牲となった者

一人ひとりに対して胸を張り

今の日本の状況を伝えることが

できるのであろうか

日本の民 一人ひとりが

名のある戦没者たちに

胸を張れるか考えてもらいたい

考えてもらうことが

名のある犠牲者が

犠牲となったことを

昇華させる手立てとなるのです

花はいらぬ

今の日本の有り様は

犠牲者に胸の張れる状況か

考えてもらいたい

 

 

涙があふれてきました

 

犠牲になられた方々は

名もない人ではない

 

全員に ご両親がいて

その他に ご兄弟や

奥様 お子様

ご友人や恋人が

いたでしょう

 

お一人お一人が大切な人

 

そのような方々の犠牲の上に

私たちは生きている

 

何度も「胸を張れるか」

と言われ

私は 張れない…

と思いました

 

戦争を経験された方々が ご高齢となり

また 人数も少なくなってきた 今

直接お話をお聞きする機会が

なくなってきました

 

戦争が教科書に載っている

過去の出来事の一つと

なりつつあります

 

でも 今 ウクライナでは

同様のことが起きているのです

戦争は決して過去の出来事ではない

 

もうすぐ広島 長崎の原爆の日

そして 終戦の日がやってきます

 

名のある方々へ

感謝の気持ちをお伝えするとともに

胸の張れる日本かどうかを

自分に何ができるのかを

考えてみようと思いました