少々 手荒なことが起きると
やめて欲しいと懇願する
ならば 手荒なことが
起きぬように気をつければ良い
しかし 気をつけることは
甚だ難しいようである
人は勝手なものである
滞りなく過ごすことができることは
感謝に値することであるのに
その時には感謝の気持ちなど
微塵も持たない
そして
雲行きが怪しくなると
途端に騒ぎ出す
自分の身に不幸が
起きないようにと
懇願しだす
しかし そもそも
不幸などというものはなく
全ては自らが作った
幻想なのである
自分で作った幻想に
自らが恐れおののき
どうか助けて欲しいと願うとは
誠におかしなことである
この世の仕組みを
理解しないということは
このようなことを招く
ということの証である
今日のメッセージは
少々手厳しい
確かに 何事もなく
一日を終えることができる
ということは
感謝することであります
でも
当たり前のことのように受け止め
感謝などせずに
一日を終えてしまいます
そして
困ったことが起きると
途端に神頼みをしたりします
都合がよすぎると
言われても仕方がありません
私たちは魂の学びのために
肉体を得て
この世に存在しています
ですから
出来事に良し悪しはありません
どのような出来事であれ
全て自分にとって必要なことである
ということを
本当に理解していたら
何が起きても
神頼みをする必要は
ありません
生きていることに
感謝しかない
ということも
理解できます
頭では理解しているように
思っていても
実際に何かが起きると
助けを求めてしまいます
だから 人間をやっている
と言えば それまでですが
せめて
神社に参拝した時くらいは
お願いではなく
感謝の気持ちを
お伝えできるように
なりたいと思いました
