人が人であるためには
ただ食べて寝て
過ごすだけでは
人にはならず
人がなぜ 人であるのか
それは 自らが考えて行動することが
できるからである
人であるためには
自らが いかに動くかについて考え
行動することが必要なのである
ただ考えるのみで行動しなければ
人であることにはならず
また何も考えずに行動するのみでも
人であることにはならない
考えるということをもってして
どのような人間であるのかを
自らが把握することができる
また 行動することによって
はじめて その人が
どのような人物であるのかを
周囲の人々に知らしめることが
できるのである
さて 今の世の中は
果たして このことが
どれ程できているのであろう
一人一人が自ら考え行動することが
できているのであろうか
何も考えず
ただ周りに流された情報を鵜吞みにし
その情報に追随しているばかりではあるまいか
自ら考えたとしたら
今の世の中の状態に
また 自身の置かれている状況に
疑問をもって然るべきではあるまいか
自らが現状を
正しく伝えている情報を収集し
自分の頭でしっかりと
考える必要があるのではないか
そして しっかりと自分の考えを
自らが理解し把握していなければ
ならないのではあるまいか
自身の都合の良いように
考えるのではなく
しっかりと平らに物事を見極めてみては
いかかであろうか
まずは 自分自身について
そして 自分を取り巻く状況について
正しく見て考える
このことができなくては
これからの世の中に
飲み込まれてしまうことになるであろう
