engelico's blog

『上』から伝えられるメッセージに対して 私が「感じたこと」「思ったこと」「考えたこと」を投稿しています。

秋のお彼岸

 

秋のお彼岸なので

父のお墓参りに行ってきました

 

生前の父は 甘いもの

特に「あんこ」が好きだったので

あんこの入ったお団子を

持っていこうと用意しておきました

 

先日のブログにも書いたように

どこかへ出かける前の私は

いつも バタバタしています

 

今日もチンチラの部屋の掃除を

したりしていて…

案の定 バタバタして

用意したお団子をお墓に持っていくのを

忘れてしまいました

 

生前の父は ものすごく食べるのが早く

子供の頃 食べることが苦手だった私が

食べ始めようとする頃には

ほとんど食べ終わっているような人でした

 

そんな父のことだから 

私がお団子を購入した時点で

「既に食べ終わったはず」と

解釈してお墓参りを済ませました

 

父 ごめん…

 

スピリチュアルカウンセラーという

お仕事をさせていただいていると

お亡くなりになられた方のお言葉を

ご遺族にお伝えする機会があります

 

メッセージをお伝えしていると

甘いものの映像が見えてくることが多く

「御仏壇やお写真の前に 甘いものを

供えて欲しいみたいです」と

お伝えすることが多々あります

 

和菓子が多いように思いますが

中には「ケーキで」と指定される方も

いらっしゃいます

 

肉体がないのですから

味覚もありませんし

当然 食べる必要もありません

 

でも

「お水を供えて欲しい」 とか 

「ご飯を供えて欲しい」ということを

お伝えすることは少なく

お茶と甘いものの映像が見えるので

前述したように

「甘いものをお供えして欲しいようです」と

お伝えします

 

あくまでも 私の想像ですが

甘いものをリクエストされるのは

お亡くなりになられた方が

甘いものを食べていた時の

感覚が影響しているのではないかと

思うのです

 

生前 甘いものを食べていた時が

幸せな時間だったので

甘いものが その時の思いを

象徴してくれている

 

お亡くなりになられた方は

甘いものが欲しいのではなく

それを食べていた時の

感覚や気持ち それに伴う思い出などに

触れたいのかもしれません

 

全ての方が 

「甘いものを」とおっしゃるわけではなく

中には「陰膳を」と

リクエストされる方もいらっしゃいます

 

そのような方は「ご遺族の方と一緒にいたい」

という思いからのようでした

 

この時期 スーパーに

お供え物用のお饅頭やお団子などの

甘いものが並びますが

理由なく並んでいるわけではなく

お亡くなりになられた方たちの

リクエストにお応えしているなぁと

眺めています

 

お墓にいない父ですが

お墓に持っていくのを忘れては

元も子もありません

 

仕方がないので

既に「完食済み」 ということに

させてもらいました