皆さんが どのように
過去生というものを
捉えていらっしゃるか
分かりませんが
きっと お一人 お一人
それぞれの考え方が
おありだと思います
あの世についての正解は
自分が実際に
訪れてみなければ
わからないので
何が正しいのか
私にもわかりません
ただ最近 セッションを
させていただいていて
感じるのは
私たちは 思っている以上に
過去生の影響を
受けているのかもしれない
ということです
私は 肉体を身につけている
今の自分が一番大切だと思うので
起きている事象のすべてを
過去生と結びつける必要はない
と考えています
すべての問題や困難を
過去生がこうだったから
という形で
終わらせたくはないのです
今の自分を生きている意味が
なくなってしまいます
そのため セッション中は
必要以上に過去生を
追い求めることは
しないようにしていますが
セッション中に
見えたビジョンや
聞こえた言葉は
お伝えする必要があると
思うので
すべてをクライエントさんに
お伝えしています
すると
「やっぱり…」とか
「どうりで…」というような
回答をいただくことが多いのです
自分の中に原因のわからない感情があり
その感情をどのように扱ったらよいのか
分からず困っていたり
分かっているけれど
いつも同じようなことを
繰り返してしまったりと
要所要所で
人生を進もうとする自分の
ちょっとした障壁になる
そのような
自分の中にある困った自分と
過去生での状況が
似ていることで
「なるほど…」と
納得されるようなのです
私の中では
生まれ変わりという概念は
当然のこととなっていますが
やはり 魂というものは
一度の人生で消えてなくなるものではなく
繰り返し 繰り返し 生まれ変わり
それぞれの人生で様々な経験を積み
その経験から 今の人生の課題を決めてくる
そのようにしか思えなくなりました
だからといって
過去生を知らなければならない
という訳ではないと思います
過去生を知らなくても
生きていくことはできますし
もしかすると 知らない方が
変に 自分自身を縛らずに済む
かもしれません
ただ
原因不明の感情の
原因がわかるということは
今の人生を生きるにあたっての
自分の取扱説明書に
書き込むことができるので
多少は 自分の取り扱いが
楽になるのかもしれません
結論として
過去生を知ろうと知るまいと
今を 大切に生きるのが一番です
