進む道よりも
戻る道の方が
近く感じる
何故なら 一度
経験したからである
どのような出来事も
初めてのことには
戸惑うものです
ですから
何かがすんなり
できなかったからと言って
がっかりすることは
ないのです
何度も 何度も 経験すれば
必ず身につくものなのです
同じ道でも
行きより帰りの方が
近く感じます
初めての道では
できるだけ
多くの情報を得ようと
注意深く観察したり
道に迷わないように
どこに何があるのか
覚えておこうとしたり
進むということ以外に
たくさんのことを行っています
そのため
かなり時間を要したように感じ
距離も長く感じるのかもしれません
帰り もしくは
二度目以降は
前回の経験という
情報があるため
進むこと以外に
行わなければならないことは
さしてありません
かかる時間も短くなるし
距離も短く感じる
実際の距離に
変わりはなくとも
進んでいる間に
行っている仕事量が
異なるため
距離も違うように
感じるのでしょう
進む能力の問題ではなく
はじめてか否か
慣れているかいないかの
違いなだけです
一度目よりは二度目
二度目よりは三度目と
経験を積めば積むほど
スムーズに行うことが
できるようになるはずです
私は はじめてで
上手くできない時
自分に問いかけます
「10年間 やり続けた時
私は今と同じように
できていないだろうか？」
この問いに対する
私の答えは
「そんなことは ないはず
10年後の自分は必ず
できるようになっているはず」
能力の問題ではなく
経験値の違いなのにもかかわらず
自分には能力がないと
自分で自分にマイナス評価を下すのは
もったいないと思います
経験を積んだ結果
1グラムや1ミリの差が
感覚でわかる方たちが
いらっしゃる
継続は力なり
ですね
