自分自身に与えられた役割を知ることができたら自分に適したことを行うことができるし自分自身の能力を発揮することもできる
また自分の役割を果たすのだから様々な問題や辛いことは現れないはずである
そのように考える人がいるかもしれません
自分の役割というものは何かということをそのように考える人は理解していないのかもしれません
そもそもあなたが果たすべき役割が決められてからあなたのやるべきことが決まるのではなくあなたが地上で経験するべきことやあなたが成し遂げなければならないことがまずあってそのことを経験するにはどのような環境が適しているのかどのような人達に囲まれているとそれらを経験し易いのかどのような役割(職業など)を担うと果たすべきことを果たしやすいのかということが決められるのであって役割がはじめから決められているわけではないのです
大まかな計画を立ててはいるものの全てがその計画通りに進む人生はほとんどありません
それぞれの歩みだした人生の中でその時々で計画は変更されていくものなのです
ですから自分の使命は何かということを求めるという行為はほぼほぼ意味をなさないのです
たとえ自分の使命を知ったとしてもその次の瞬間から計画と異なった思考や言動をあなたが行ったらその使命というものは意味をなさないものになるのかもしれないのです
使命や役割というものはあなたが進んだ後に見えてくるものなのです
自分が歩んだ人生を振り返った時これが自分の使命なのだと思えるものなのです
使命を探すことよりもまず目の前にあることに真摯に取り組みながら自分の人生を歩みましょう
あなたが進んだその道にあなたが行ったことが結果として残っているのです
その結果があなたにあなたの使命は何かということを教えてくれるのです