生きていると 次から次へと
様々な事が起こります
何事もなく 平穏無事に
毎日を過ごすことができたら
きっと 楽なのでしょう
でも 生きていると
そのように過ごせることの方が稀で
多くは
予想だにしないようなことが
突然に何の前触れもなく起きるのです
青天の霹靂は誰にでも
また いつでも起きること
なのだと思います
私自身 10代の頃
ケガをして軽く生死の境を
さ迷ったことがあります
10代なので
魂の学びも何もありませんでしたが
昨日までの日常は
当たり前ではなかった
ということを
嫌というほど思い知りました
学校へ行くことも
友だちと会うことも
習い事へ行くことも
全てが当たり前ではなかった
10代の私にとっては
かなり衝撃的なことでした
そのような経験をしたからといって
多くのことを学べたかというと
決して多くを学べたとは
思いませんし
そのような経験をしなくて済むのなら
今の私でなくてもいいと思うのです
でも
全てが必然なのですから
そのケガも私にとって
必然のことだったのでしょう
一つだけ
そのケガを通して学んだことは
全てのことは当たり前ではない
ということです
だからといって 10代の私が
全てのことに感謝するように
なったわけではありませんし
どちらかというと
物事を斜に構えるように
なってしまったかもしれません(笑)
残念ながら 私の場合は
その出来事から
多くを学ぶことは
できませんでしたが
本来はそのような出来事を通して
自分力が試されるのでしょう
目の前で起きたその出来事に
どのように向き合うのかで
「その人」が現れる
そして 悲しいかな
そのような時にこそ
魂の学びが進みます
穏やかに何事もなく過ごす中で
魂の学びが進んでくれたら
どんなにいいかと
私は 良く思います
青天の霹靂のような大きな事でなくとも
小さなことは日々 様々な形で
私たちの目の前に現れます
その体験を
いかに自らの学びに取り入れるのかで
経験したその出来事の価値も
自身の中で変わります
決して 私のように
転んでただで起きることのないように
自分に起きた出来事を
魂の学びに活用なさってください