昨日に引き続き 龍についてです
本日は言伝（ことづて）で
書き下ろしとなります
龍というものは 我々の使いでもあり
それ単体で事を成すこともできうる
存在/もの なり
このものの役目は 我々神々の
預かり知らぬことのなきよう
様々な情報を収集してくることなり
これ様々な処へ出でて
様々な物事の変容を眺め
その経過と結果を伝えるものなり
この情報収集が龍が龍なる訳である
次の役割は物事を治めることなり
物事が進みゆく過程において
邪魔なるものが入り込んだ際
その邪魔なるものをはじかせ
道に入らぬように対処することなり
これもまた龍が龍なる所以である
次に与えられた役割として
龍は物事を自在に動かすことなり
様々な出来事の結果を
導く/もたらす ために
人や物事を動かすなり
龍の出現により 物事が
大いに変化するのはこのためなり
次に龍の役割としてあげられるのは
龍の内の玉を世に放つことなり
この玉を放つという行為は
世の中を平けくするするために
放たれるもの
俗に言う 世の中が乱れた際
龍は自らの内々から
この玉を出して世に放つなり
この玉 放たれし時
この玉の光が世の中を照らし
正しきものは正しき姿を
悪しきものは悪しき姿を
ありのままの状態で現す
これ即ち世直しなり
我々に命ぜられし時
龍は自らの内々より玉を出して
世の中を平けくする
これ龍の役割なり
まだ 続きがありそうですが…
続きが聞こえてきた際は
また 書き下ろしいたします
※文中「／（スラッシュ）」を用いた箇所は
並列している単語の両方が聞こえてきました
両方の単語の意味が含まれていると思われます
