engelico's blog

『上』から伝えられるメッセージに対して 私が「感じたこと」「思ったこと」「考えたこと」を投稿しています。

持ちつ持たれつ

人間関係を魂の学びという観点から見ると

本当に「持ちつ持たれつ」の関係だと思う

 

例えば

Aさんは他人をコントロールするタイプ

自分の思い通りにならないと

機嫌が悪いオーラを出したり

拗ねてみたり 

口を利かなくなったり

時には逆ギレしたりする

 

Bさんはどちらかと言えば気の弱いタイプ

何があっても我慢してしまう

 

だから BさんはAさんと一緒にいると

いつもAさんに気を使っている

Aさんの機嫌を損ねないように

顔色を窺って ビクビクしている

 

Aさんには色々と

見つめ直さなければならない課題が

山積していそう

 

当然 Aさんの課題は

他人をコントロールしてはいけない

ということを学ぶこと

 

この世の中には

他人をコントロールして良い人はいない

すべての人は尊ばれる存在であるのだから

相手が大人であっても 子どもであっても

誰に対しても 敬意をもって

接しなければならない

ということを学ぶ必要がある

 

一見すると 

二人の人間関係の間にある課題は

Aさんのこの課題だけのように

見えるけれど

実は BさんもAさん同様に

課題を抱えている

 

Bさんの課題は

他人が自分をコントロールすることを許さないというもの

BさんがAさんに

コントロールすることを許さなければ

AさんはBさんを

コントロールすることはできないのです

 

BさんはAさんの

「他人をコントロールする」

ということに加担しているのです

 

そもそもAさんが

他人をコントロールしなければ良い

という話ですが

人間関係はどちらか一方の責任ではなく

その関係に関わっているすべての人が

その関係を成り立たせているのです

 

Aさんは

この世に存在するすべての魂は

尊ばれる存在であるということを学ぶ

という課題を

 

Bさんは

自分の魂の尊厳を守るために

他人に自分をコントロールさせない強さを

身に着けるという課題を

抱えているのです

 

お互いの課題に向き合うために

AさんとBさんは出会っているのです

 

AさんはBさんがいなければ

課題に向き合うことはできないし

BさんもAさんと同じように

Aさんとの出会いを通して

課題に向き合う機会を得ているのです

 

魂の学びという観点で見てみると

人間関係は 持ちつ持たれつ 

お互いさまの関係なのです

 

目の前に横たわっている人間関係の本質を

魂の学びという観点から見てみると

決して相手にだけ非があるわけではないことが

分かってきます

 

すると 

目の前にいる問題を起こす厄介な人が

自分の学びのために存在してくれている人に

また 

自分自身も相手の学びのために存在している

という 新たな関係ができあがります

 

上のセッティングする人間関係の奥深さを

感じずにはいられません