少しのものを分け与えることと
たくさんのものを分け与えることは
同じではない
自分にとって必要ないものを
分け与えることと
自分にとっても必要なものを
分け与えることとは
同じ分け与えるといっても
同じことではありません
人はみな 自分がかわいいのです
自分を維持していくために
自分にとって必要なものは
自分の手元に残しておきたい
人間として当たり前のことです
しかし なかには
自分にとって必要なものであっても
人に分け与えることが
できる人もいます
この違いは 何でしょう
自分にとって必要なものでも
人に分け与えることのできる人は
本当に大切なことが
何であるのかを
知っている人なのです
これからの時代は
この 本当に大切なことを
しっかりと理解できているかが
試される時代であります
人として何を大切にするのか
それは各人 各々
異なることでしょう
自分にとって
本当に大切なことは何か
考えてみてはいかがでしょうか
「施す」
私がひねくれているからでしょうか
私はこの言葉が苦手です
自分には たくさんあるから
分け与えますという
少し上から目線を
感じてしまうのです
もちろん 十分所有していても
まだまだ もっともっとと
さらに得ようとするよりは
良いのでしょうけれど…
物質中心の時代から
心の時代へと変化してる 今
何をどれだけというように
物を中心に考えるのではなく
自分が何を大切にしているのかという
心を中心に考えることが
求められているのでしょう
手元に何もなくとも
心が動けば どのようにでもなる
SNSを駆使したりと
やり様はいくらでもある
自分が何を大切にするのか
自分という軸を確立することが
これからの時代を
生きていくためには
必要なのでしょう
そして
今という時代に
生きているということは
時代が変化する時を
選んで生まれてきた
ということです
今という時代を
どの様に生きるのかは
自分の魂の学びにとっても
重要なことなのでしょう