天を仰いで大きな口を開けていたらおいしいものが口に入った
そのようなことが起きたらとても良い
でもそのようなことは起こらない
馬鹿げている
そう思うかもしれません
しかしあなた方の中にはこのように何もせずに何か良いことが手の中に転がり込んでくると思っている人が少なからずいるのです
自分の身には自分にとって不都合なことは起こらない
全てが自分の望むような形になる
そう思っているのです
そして自分にとって不都合なことが起こるとそれを他人や環境のせいにする
しかし地上での生活は何らかの形で全てが学びに繋がっているのです
学びなのですから何もせずに自分に都合の良いことのみが起こるということはどのように考えてみてもおかしな話なのです
学ぶためには不都合なことは起こらずに自分の思った通り望んだ通りになるということはあり得ないことなのです
自分が手に入れたいと思った状況は自分が行動を起こすことではじめて手にすることができるのです
自分の置かれている状況にただ不満を言っているだけでは何の変化も起こらないのです
そしてそれは地上を離れた後でも繰り返されるのです
地上を離れ本来の姿に戻ってからも地上と同じように自分が手にしたいもの手に入れたい状況何もかも全てを自らの意志で作り出さなければならないのです
不満に思い何もせずにいたら何も起こらないし何も手にすることはできないのです
空を見上げて口を開けて待っていても何も口には入らないのと同じようにあなたが何もせずただ不満に思い手をこまねいていても地上を離れた世界でも何も起こらないのです