自分のなすべきことが分からないという者がいるがそれは自身の怠惰な姿を言い表しているだけである
自分のなすべきことがまるで天から降ってきて自分の手中にすっぽりと収まるとでも思っているのであろうか
自らがその地上でなすべきことは他の誰でもなく自らが決めたことであるにもかかわらずまるで他人があるいは我々があなたになすべきことはこれであると通達するのが当たり前のことと思っている者がいるがそれは誤りである
自らが何をなすべきかを模索することもあなたが地上で学ぶことのうちの一つに含まれているのである
あなたが地上で何をなすべきか分からず呆然とすることも何をしてよいのか分からず怠惰な日常を送ることも全て学びに通ずるのである
何をなすべきか分からないということは自分自身が何をしたいのか分からないということで自分自身が何をしたいのか分からないということは自分が何者なのか分からないということなのである
自分に何ができるのか自分はどういう形で世の中の一員として参加していくのかそしてどうやって自分を活かしながら世の中に貢献するのかを考えていないということを自ら露呈しているに過ぎないのです
自分のなすべきことが分からないと思うなら自分は何者なのか自分に何ができるのか自分はどのように社会に参加していきたいのかそして地上に生まれた目的であるどのように世の中に貢献していくのかについて考えれば良いのです
そして考えた結果を行動に移せば良いのです
行動してみたら考えていた通りかもしれないし考えていたのと違うと感じるかもしれないがどちらにしても何らかの解答をあなたは手にすることができるのです
ただ自分のなすべきことが分からないと怠惰な日常を送るよりも何かを学ぶことができるのです
自分のやりたいことが分からないのなら今手にしているもの今目の前にあるもの今あなたに与えられたものにしっかりと向き合ってごらんなさい
そうすれば自分のなすべきことの糸口が見つかるはずです
一生懸命に生きている人間に我々は寛大なのです
あなたの手に必ずやあなたにとって必要なものを我々は与えるのです
それは物であることも人であることも仕事であることもありますが機会という形であなたに届けることもあるのです
いかような形でも受け取れるように準備をしておく必要があるのです
その準備とは毎日を懸命に生きるということです
逆に言えば毎日を懸命に生きていれば自ずとあなたがこの地上でなすべきことを行うようになるのです