人に優も劣もないのです。全ては、我々の主が必要として物質の世界に送り出したのですから。全ての人が完璧なのです。あなたの魂が学ぶべきことを学び、経験すべきことを経験するために、完璧に完全に整えられて、物質の世界へと送り出されているのです。ですから、優劣を考える必要など最初からないのです。あなた方は、自分が何を身に付けているのか、自分の特性を知り、そして、それらを用いて、その物質の世界で、様々なことを経験し、そこから様々なことを学び、再び魂の世界へと戻ってくるその日まで、あなたとして輝き続けるのです。その第一歩として、あなたが何者であるかを知るため、あなたが何を身に付けているかを知るために、自分自身を知る。自分が良いと思っている点も、悪いと思っている点も、全てが自分であると認め、受け入れ、そして、自分自身というものに納得するのです。自分の身のあり方について、深く考えない理由など、どこにもないと思いませんか。自分自身を知ることに、そして、自分自身を認めることに、そして、自分自身を受け入れることに、何のためらいを感じるのでしょうか。魂の世界を知るほんの一歩にしか過ぎません。あなたが何故あなたなのかを、あなたは何故あなたとして、この時代にこの場所を選んで、生まれてきたのかを、あなたがあなたとして、何を経験し、何を学び、そして、何を為そうとしているのかを知るための第一歩なのです。
つづく
