このメッセージは私が2022年5月23日に
広島の平和記念公園を訪れた時に
受け取ったものです
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自分たちの置かれている立場を
全く理解しようとしない
愚かな人間は いつ滅んでも構わない
しかし 元来 滅んでもよい魂など
この世に存在しないのである
この世の中に生を受け
人としてこの世に生きた人々に
各々の人生の終了を待たずして
終わりを迎えさせることのできる
この権利を有する人間など
一人も存在しないのである
にもかかわらず
自らの立場を正しく理解しようともせず
自らに与えられた使命を履き違え
人々の魂の学びを邪魔する輩に
我々は怒りをもって処するつもりでいる
その前に その事が行われる前に
自らが起こした出来事を
省みることのできる時間を与えてあげよう
今 まさに 一人一人が
何のために この世に存在しているのか
自らの使命は何かを
自らに問う必要があるのである
先人たちの思い
一言でいえば無念という思いを
一人一人が感じ
そこから学ぶ必要があるのである
自分たちの行えること
また 行わなければならないこと
反対に 行ってはならないことを
各々が考え それらをまとめ
実行するということが必要となる
まずは
理解できる者が行うことが先決である
自分にできることを考えてもらいたい
人々がどのような思いで命を絶たれたのか
それらを目の当たりにすれば
少しはその必要性を感じることが
できるのではないかという思いで
この地に立っているのである
本来は一人一人が この地に立ち
人のなしたことの酷さ 大きさを
感じるということが
必要であり 大切である
この場に佇めば 感じることが
できるはずである
多くの人がどのような思いで
そして どのような苦痛の中
その命を絶たれていったか
それらの人々の犠牲の上に
今日の生活が成り立っているということを
一人一人が感じ 考える必要がある
人間という生き物は
全くもって質（たち）の悪い生き物である
本来は 魂の学びのために
その肉体を与えられているにもかかわらず
目の前の出来事に惑わされ
そして 目の前の快楽に興じている
いかに 物を所有するか
どれだけ物を所有するかで
人間の価値を計ろうとする
この地で命を失った人々が
それらを必要としていただろうか
命を断たれる その時に
それらが何の役に立つのであろうか
考えてみたことがあろうか
あなたという人が
何を感じ 何を行い 何を成したかが
あなたを評することなのである
物など何の役にも立たないのである
この地に眠っている人々のこと
一人一人を考えてみてごらんなさい
一人一人にそれぞれの
人生があり 学びがあり
笑いがあり 涙があった
それらを奪って良い人間など
誰一人としていないのである
にもかかわらず
今 あなた方が行っていることは
惨憺たる有様である
多くの命の願いや訴えを
あなた方は 何も役に立てることは
出来ないのであろうか
全くもって情けないことである
自分たちの思いを通すため
どれだけ多くの学びの犠牲を
必要とするのであろうか
全くもって情けない話である
怒りさえ込み上げる
人間というものの
学びの何と遅いことであろう
しかし
我々は決して見放すことはしない
いつか
あなた方がこれらの犠牲となった人々
一人一人に思いを馳せることができる日が来ると信じている
